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<地下水の概要>

 地下に存在する水を総称し広義の地下水と呼ぶ。通常、帯水層中(砂層・砂礫層・岩亀裂等)に飽和状態で存在する水が狭義の地下水である。また、土の間隙中に存在する地下水を特に土中水と呼び、土中水を分類すると下図のようである。
重力水は、雨水、地表面の貯留水、流水等が地下に浸透し、重力の作用により地下水面に向かって移動する水であり、その挙動は飽和地下水に比べはるかに複雑である。保有水は、重力のみでは移動できないが、間隙あるいは土粒子表面に保持されている水で、表面張力によって間隙に保持されている水を毛管水、土粒子表面の吸引力によって吸着されている水を吸着水という。地下水は、地下水面以下の土の間隙で飽和され水頭の大きいところから小さい方へ緩やかに移動し、定量的な関係は広い範囲でダルシーの法則が適用できる。主として排水工法の適用は、この地下水で、地下水面下に存在する飽和状態の帯水層を対象とするものである。

<地下水処理工法の選定>

 地下水処理工法は、下図が示すように、排水工法と止水工法に分類され、建設工事における作業の安全確保、効率的な施工及び目的物の品質向上等を目的とした対策工である。工法の要求品質として以下のものが挙げられる。
・ドライワーク、トラフィカビリティの改善
・法面の安定及びすべりの防止
・土留め工等に作用する水圧の低減
・掘削底面・破壊現象の防止(ヒービング・ボイリング・盤膨れ・パイピング)LinkIconD.pdf

 
 地下水処理工法の中でも排水工法であるディープウエルとウエルポイントは、地下水を排水(揚水)して地下水位(地下水圧)を低下させる工法で、通常、透水係数がK=×10-4cm/s以上の地盤に適用される。
 透水係数K(cm/s)と水位低下量の関係から最適な排水工法を下記の表から選定をしていただけます。また、弊社の強みとして、全国各地で収集したボーリングデータより、理論上では図れない現場にも高品質な排水工法を提供する事が出来ます。
 より正確な工法の選定を行うには、対象とする層の透水性から湧水量を推定する必要があります。弊社では、事前調査として揚水試験・注水試験も行いますので、是非一度お問い合わせ下さい。
 

※地下水ハンドブックより引用
 
wp

ウエルポイント

Lw

ラージウエル

Nwp

二重管ウエルポイント

Dw

ディープウエル

VDW

バキュームディープウエル

SDW

スモールディープウエル

自吸式

自吸式スモールディープウエル

<掘削工法の選定>

 作業現場の掘削エリアや、地層条件、掘削深度によりさまざまな掘削工法があります。現場条件にあった工法を下記の表から選定していただくことで、お客様のニーズにあった施工を提供する事が出来ます。

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