濁水処理工|近畿地水株式会社|水替排水・水処理の専門工事会社

濁水処理工

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建設工事における濁水処理

一般的な建設現場(※1)において、建設工事に伴い発生する排水について、水質汚濁防止法の規制対象にはなりませんが、その地域や水域においてどのような規制がなされているかを事前に把握しておく必要があります。また、排水を河川に放流する際には河川法によって河川管理者への届出及び許可が必要になります。
いずれにせよ、今日の環境問題や未来の水環境を保護する上でも濁水を適正に処理し、排水する事が望ましいと言えます。

※1)建設現場においても条件を満たしている場合、特定施設を保有する現場という事で水質汚濁防止法の規制を受ける事があります。

建設工事における濁水の発生状況

工事種目 濁水の発生量 濁水処理の対象項目
㎥/hr pH SS(mg/L) 溶解性鉄(mg/L)
場所打杭工事 15~60 9.0~13.0 200.000~500.000  
地中連続壁工事 3~20 9.0~13.00 100.000~300.000  
汚水シールド工事 15-60 7.0~9.0 200.000~500.000  
基礎掘削工事 工事規模及び降雨量
により 大きく変動
6.0~10.0 200~2.000 腐食土地盤に発生
10.0~50.0
宅地造成工事 同上 60~9.0 200~2.000  
浚渫工事 500~10,000 7.0~9.0 5.000~100.000  
河川改修工事 50~500 7.0~13.0 1.000~50.000  

引用文献:「建設工事における濁水・泥水の処理工法」及び「産業廃棄物中間処理施設」

濁水処理装置概要

釜場から送水されてきた原水中のpHを調整後、ポリ塩化アルミニウム(PAC)を添加して浮遊物質(SS)を凝集し、微少フロックを形成させます。凝集反応槽にて高分子凝集剤を添加し、微少フロックを粗大フロックへ粗大化させ沈殿槽にて自然沈降処理を行い、上澄み水を処理水として排水します。
沈殿槽にはノッチタンク型と円筒シックナー型を用いるケースがあり、浮遊物質量濃度や設置期間を考慮して最適なプラントをご提案させていただきます。
詳しくは、ぜひ当社までお問い合わせ下さい。